「新NISAより先に考えるべき?数千万円のマイホームを『負動産』にしないための資産防衛術」

おはようございます。最近、新NISAやiDeCoなど、資産運用を始める人が急増しています。将来のためにコツコツと投資信託を買う姿勢は素晴らしいですが、一方で気になることがあります。それは、「住宅購入」における資産価値への意識の低さです。

数百万円の運用には慎重なのに、数千万円の住宅購入では「家のデザインや仕様が好みだから」という見た目だけで決めてしまっていませんか?

1. 価値の低い土地に「豪華な家」を建てるリスク

よくある失敗が、地価が安く、将来的に下落が予想される土地に、こだわりの注文住宅を建ててしまうケースです。

不動産の価値は、大きく分けて「土地」「建物」の合算です。

  • 建物: 建てた瞬間から価値が下がり始め、一般的に20〜25年で評価額はほぼゼロになります。

  • 土地: 立地が良ければ価値は維持され、場所によっては倍に上昇することもあります。

価値の低い土地に高価な建物を建てても、20年後には「売れない・値段がつかない」物件になる可能性が高いのです。逆に、建物は中古や建売住宅のようにシンプルでも価値の高い土地を選んでおけば、将来の売却や住み替えの際に、それが強力な「資産」としてあなたを助けてくれることもあります。

2. マイホームは「最大の投資先」である

「家は住むためのも!損得は考えない!」という意見もあります。しかし、マイホームは人生で最も大きな買い物であり、実質的には「最大規模のポートフォリオ(投資)」です。

資産価値の高い不動産を選んでおけば、以下のような選択肢が生まれます。

  • 急な転勤やライフスタイルの変化で、家を高く売却できる。

  • 老後に家を担保に資金を借りる(リバースモーゲージなど)。

  • 賃貸に出して安定した家賃収入を得ることも。

「住み心地」と「資産価値」は決して相反するものではありません。両立させる視点を持つことが、現代の賢い住宅購入です。

3. 「相続」が「負動産」の押し付けになる日がくるかも

今、全国で処分に困る不動産が急増し深刻化しています。その多くが、価値のない土地(家)です。それこそ0円でも売れない土地は山ほど存在します。

もしあなたが資産価値を無視して家を建ててしまうとどうなるか?それは将来、子どもたちにとっての「負の遺産(負動産)」を押し付けるととになりかねません。

  • 買い手がつかないのに、固定資産税だけは毎年かかる。

  • 管理の手間や維持費が発生し続ける。

  • 処分したくても、解体費用の方が高くて手が出せない。

自分が住んでいる間だけでなく、子供や孫の世代まで考えるのも、責任ある家選びではないでしょうか。

結論:出口戦略のない不動産は買わない

不動産を「夢」「憧れ」だけで語る時代は終わりました。これからは、「もし明日売るとしたらいくらになるか?」という視点を常に持つべきです。

「価値のない不動産」をつかまないために、まずは地域の人口動態や再開発の予定、駅からの距離など、客観的なデータに基づいた立地選びも徹底しましょう。

資産としてのマイホーム。その意識を持つだけで、あなたの将来の安心感は劇的に変わるはずです。わからないことがあれば私にご相談くださいね。

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