みなさんおはようございます
2026年3月、国土交通省より最新の「地価公示」が発表されました。埼玉県内でも当社の得意エリア、東武東上線沿線の主要4市(川越市、鶴ヶ島市、坂戸市、東松山市)の地価はどう動いたのでしょうか?
今回は、地元密着の視点で最新データと今後の不動産市場のゆくえを分かりやすく解説します。
1. 2026年公示地価の全体トレンド
2026年の公示地価は、埼玉県全体で上昇基調が継続しています。特に利便性の高い駅周辺や、区画整理が進むエリアでの強さが目立ちます。
- 川越市:観光需要と居住ニーズの両輪で、県内でもトップクラスの上昇を維持。
- 鶴ヶ島市・坂戸市:都心へのアクセス性と価格のバランスが評価され、堅調に推移。
- 東松山市:駅周辺の再開発やスマートインター周辺の物流ニーズが支え。
2. 各市別の地価動向トピックス
■ 川越市:衰えない「蔵の街」ブランド
川越駅周辺の商業地は依然として高水準です。2025年[令和7年]の基準地価でも、住宅地で前年比+2.67%の上昇を記録しており、2026年もその勢いは衰えていません。特に旭町などの駅徒歩圏内では大幅な上昇が見られる地点もあります。
■ 鶴ヶ島市:住みやすさ重視のファミリー層が流入
鶴ヶ島駅・若葉駅周辺は、共働き世帯からの支持が厚いエリアです。派手な上昇はないものの、駅から少し離れた住宅地でも価格が下がりにくく、「暮らしやすさ」が地価の下支えとなっています。
■ 坂戸市:北坂戸周辺の再開発への期待
坂戸駅周辺に加え、北坂戸駅周辺の再開発の進捗が注目されています。地価公示でも、これら利便性向上が見込まれる地点でプラス変動が続いています。
■ 東松山市:二極化が進む中、利便性重視へ
東松山市の住宅地平均は約5.7万円/㎡程度ですが、駅に近いエリアと郊外で二極化が進んでいます。駅から離れた地点では微減の予測もありますが、インターチェンジ周辺の工業・物流ニーズは引き続き活発です。
3. 地価動向は今後どうなる?

今後の市場を占う3つのキーワードを挙げます。
- 「三極化」の加速:
「価格が上がる場所」「横ばいの場所」「下がる場所」の差がより鮮明になります。駅近物件やインフラが整った場所は今後も資産価値が維持されやすいでしょう - 金利上昇の影響:
住宅ローン金利の動向により、購買層の予算がシビアになる可能性があります。これまでのような「どこでも上がる」フェーズから、「条件の良い場所が選ばれる」フェーズへ移行します。 - 市街化調整区域の活用:
調整区域が多いエリアでは、建物を建てない形での土地活用(駐車場や資材置場など)がより重要視されるようになります。
まとめ:土地の価値を見極める時代へ
2026年の地価公示からは、利便性と将来性がよりシビアに価格へ反映されている様子が見て取れます。
「自分の土地は今いくらなの?」「将来的に売却を考えている」という方は、公示地価という「指標」だけでなく、実際にいくらで売れるのかという「実勢価格」を把握しておくことが大切です。

