皆さんおはようございます。今日も不動産に関する「なるほど!」と思わせる記事を書いてみましたので最後まで読んで頂けと嬉しいです。
さて、不動産探しをしていると、誰もが一度は「市場に出回る前の、超お買い得な『掘り出し物』があるはずだ」と考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、現実は厳しく、一般の方がそういった物件に出会うことは滅多にありません。なぜ良い物件は表に出る前に消えてしまうのか? その裏側にある不動産業界の仕組みと、「不動産会社が先に買ってしまう」という噂の真相について解説します。
そもそも不動産の「掘り出し物」は存在するのか?
結論から言うと、「相場より圧倒的に安い掘り出し物件」は存在します。
ただし、それは魔法のように現れるわけではなく「理由」があります。
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相続税の支払いのために、一刻も早く現金を化したい。
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離婚や借金などの事情で、周囲に知られず即座に手放したい。
- 管理や手間が掛かって手に負えない不動産をすぐに処分したい。
こういった特殊な事情がある物件が、いわゆる「掘り出し物」になります。
なぜ一般のお客様の手に入らないのか?
理由はシンプルです。「スピード」と「確実性」でプロに勝てないからです。
1. 不動産会社が「隠し持っている」わけではない
よく「不動産屋が良い物件を隠している」と言われますが、これは少し違います。不動産屋の本業は仲介手数料を得ることなので、売れる物件は早く売ってしまいたいのが本音です。
しかし、条件の良い物件が出たとき、不動産会社はまず「即時に現金買ってくれる相手」に声をかけます。
2. プロ(買取業者)が先に買ってしまう
ここで登場するのが、転売やリノベーションを目的とした「買取業者」です。
不動産会社にとって、一般のお客様とプロの業者では、取引のしやすさが天と地ほど違います。
| 比較項目 | 一般のお客様 | 買取業者(プロ) |
| 判断スピード | 数日〜数週間(家族会議など) | 即日〜翌日 |
| 資金調達 | 住宅ローン審査(時間がかかる) | 現金一括(即決済) |
| 物件の保証 | 契約不適合責任を求めることが多い | 現状有姿(文句を言わない) |
売主からすれば、「1ヶ月待ってくれる一般の人」よりも、「明日、現金で、現状のまま買ってくれるプロ」に売るほうが圧倒的にリスクが低いため、一般に出回る前にプロが買い取ってしまうのです。
不動産会社が「自社で買い取る」ケースも
さらに、仲介する不動産会社自身が「これは儲かる!」と判断した場合、自社で直接買い取ってしまうこともあります。
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安く仕入れる: 困っている売主から直接買い取る。
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価値を上げる: リフォームや解体をして付加価値をつける。
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再販する: 利益を乗せて一般市場(SUUMOやアットホームなど)に出す。
皆さんが目にする「綺麗で素敵な物件」の多くは、実はプロが先に掘り出し物を仕入れ、加工した後の姿なのです。
一般の人が「良い物件」を掴むための戦略
「じゃあ、一般人は残り物しか買えないの?」と悲観する必要はありません。以下の戦略をとることで、プロに近いスピード感で動けるようになります。
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「ローン特約なし(現金買い)」に近い準備をする
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事前審査を完璧に済ませ、いつでも契約できる状態にしておく。
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エリア特化の不動産屋と信頼関係を築く
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「この条件なら即決する」という意思を伝え、営業マンの「連絡リスト」の最上位に入る。
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「掘り出し物」の定義を変える
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見た目がボロボロでも、立地が良い物件を狙い、自分でリノベーションする(プロと同じ動きをする)。
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まとめ
不動産の掘り出し物は、表に出る前に「決断が早く、資金力のあるプロ」にさらわれてしまうのが業界の構造です。
もしあなたが本当に良い物件に出会いたいなら、探し続けるだけでなく「良い物件が出た瞬間に、プロと同じスピードで決断できる準備」をしておくことが一番の近道です。
不動産購入に関する具体的なアドバイスが必要でしたら、いつでも当社へお問い合わせください。


